ギャンブルによる借金で借金地獄はヤバい!返せないなら債務整理を検討して
ギャンブルで借金が膨れ上がって、返済に困っていませんか?
- 「パチンコにハマってしまって、いつのまにか借金をしていた‥」
- 「借金を返済しないとどうなるんだろう‥」
- 「ギャンブルで借金をしてしまったけど、完済するにはどうしたらいいんだろう‥」
ギャンブルが原因で借金をしてしまうと、毎日借金のことを考えてしまい、日々の生活を楽しむことが難しく支障がでてきてしまう可能性もありますよね。
そんな方達にむけて本記事では、ギャンブルが原因の借金の、完済までの流れについて解説しています。その他にも依存症の危険性や、借金を減額したり免除できる可能性がある方法、借金の相談先についても解説しています。
借金を減らす、0円にできる可能性がある方法の一つが債務整理という方法ですが、新たな借金をしてそれを返済に充ててという方法ではなく、減額や免除といった借金を根本から解決する方法として注目されています。債務整理おすすめと言われるのには他にも理由があります。
「ギャンブルにはまってしまったけど、何とか今の生活から抜け出したい!」そう思っていても中々抜け出すことが難しいのは、状況を楽観視したり見て見ぬふりをしているからかもしれません。
ぜひ本記事を読んで借金完済をしましょう。
Contents
- ギャンブルの借金が危険な理由
- ギャンブルは際限なく借金をしてしまうから
- ギャンブルでの借金で金銭感覚が狂ってしまうから
- ギャンブルで次勝てば取り戻せると思い、借金を繰り返してしまうから
- ギャンブル依存症の可能性があるため
- ギャンブルでの借金が返済できないとどうなる?
- 遅延損害金が発生し、さらに借金が増える
- ギャンブルの借金により催促の手紙や電話がくる
- ギャンブルで借金した結果、ブラックリストにのる(個人の信用情報に事故情報が記載)
- ギャンブルでの借金地獄から抜け出す方法
- 自身の借金の詳細(借入総額や利率、利息や月々の返済額など)を把握する
- 月々の生活の支出を把握する
- 借金の返済計画をたてる!返済額は無理してキツキツはNG!余裕を持て返済ししよう
- ギャンブルの借金は、債務整理で減額できる?
- そもそも債務整理とは?借金減額が法的な方法でできる手続き
- ギャンブルが原因の借金で、自己破産が基本的にはできない理由
- ギャンブルが原因の借金でも、自己破産できる場合もある!
- ギャンブルでの借金でも債務整理はできる
ギャンブルの借金が危険な理由
住宅ローンやカーローンなどで多くの人が、借金を抱えている中、なぜギャンブルでの借金は危険なのか。いくつかの理由があります。
ギャンブルは際限なく借金をしてしまうから
ギャンブルでの借金には終わりがなく、いくらでも借りてしまう恐れがあります。すぐに借りれるカードローンなどであれば手軽にすぐに借りることができてしまいます。
住宅や車などは、いくら払えば購入できるかが分かります。世の中の大半のものは、そうでしょう。
しかしギャンブルは、購入するものではなく遊興費なので、いくらでもお金を使うことができてしまいます。つまり、際限なく借金をしてしまうという訳です。
ギャンブルでの借金で金銭感覚が狂ってしまうから
先ほども言ったように、ギャンブルは遊興費です。
ギャンブルをしていると大きく勝つこともあるでしょう。そんな時には「こんなに簡単にお金が手に入るんだ!」という感覚になってしまいがちです。
大金を手にすると金銭感覚が狂い、数万円の負けは何とも思わなくなってしまいます。また勝って取り返せばいいからと、お金を簡単に借りてしまうようになりがちです。
ギャンブルで次勝てば取り戻せると思い、借金を繰り返してしまうから
一度ギャンブルで勝ってしまうと、次も勝てると思ってしまうものです。負け続けていても「これだけ負けたら、次は勝てるだろう‥」そう考える人も多いでしょう。
ギャンブル依存症の可能性があるため
ギャンブルを続けていると、その性質上、依存症になる恐れがあります。依存症になってしまうと適切な判断ができなくなり、借金をさらに増やしてしまう恐れがあります。
自分だけでなく、ご家族の方にも迷惑をかけてしまうことになりかねません。
ギャンブルでの借金が返済できないとどうなる?
借金が自分の返済能力以上に膨れ上がり、返済できないと生活に様々な支障をきたします。1つずつ解説していきます。
遅延損害金が発生し、さらに借金が増える
毎月の借金返済日にお金を用意できないと、遅延損害金というものが発生します。
「損害金なんて大した額にならない」と軽く考え、返済を放置しているとあっという間に借金が膨れ上がるので注意しましょう。
ギャンブルの借金により催促の手紙や電話がくる
借金の返済を滞納していると、貸金業者から催促の連絡がきます。手紙や電話などで催促の連絡がくると、落ち着いて生活ができなくなりますよね。
もし同居人がいたら、催促の手紙で、自分が借金を滞納していることがバレてしまうこともあります。
いくら気を許せる人でも、借金の滞納を知られたくはないですよね。そうならないためにも、借金の返済は以降滞らせることがないように、確実にお金を用意しておきましょう。
ギャンブルで借金した結果、ブラックリストにのる(個人の信用情報に事故情報が記載)
借金の返済を滞納しつづけると、ブラックリストに登録されることがあります。
ブラックリストにのってしまうとクレジットカードが使えなくなったり、新しくローンを組めなくなるなど、様々なデメリットがあります。
キャッシュレスの今の時代にクレジットカードが使えなくなるのは困りますよね。
ギャンブルでの借金地獄から抜け出す方法
「借金で困っているけど、どうしたら返済できるか分からない」そんな方達に向けて、完済までのステップを解説していきます。
自身の借金の詳細(借入総額や利率、利息や月々の返済額など)を把握する
借金の返済を目指すにあたって、まず借金の詳細を把握しましょう。
借金は金利が高い業者から返済するのがセオリーなので、利率はどれくらいで借りているか、までしっかりと調べましょう。
月々の生活の支出を把握する
返済すべき借金の総額が分かったら、自分の生活を見直しましょう。月々の支出はいくら位なのか、何にお金を支払っているか確認してください。
「毎月何にお金を払っているか分からないけど、全然お金が貯まらない」という人はかなり危ない状況です。
まずは家計簿をつけるなどして家計管理を始めてください。
借金の返済計画をたてる!返済額は無理してキツキツはNG!余裕を持て返済ししよう
借金の詳細と、月々の支出がある程度分かったら、借金の返済計画をたてましょう。
この時に注意しなければならないのが、月々の返済額はある程度余裕をもって決めてください。余ったお金全てを借金返済にあててしまうと、もし急にお金が必要になった時に、手元にお金がなくて困ってしまいます。
ギャンブルの借金は、債務整理で減額できる?
結論からお話するとギャンブルの借金に対して、債務整理はできます。
しかし原則、自己破産はできません。
※場合によっては自己破産もできる可能性があるため、そちらについては詳しく後で解説していきます。
そもそも債務整理とは?借金減額が法的な方法でできる手続き
債務整理とは借金に悩んでいる人が、返済額を減額することで借金の負担を軽くすることです。主に弁護士や公認会計士に相談し、債務整理を行っていきます。債務整理は3種類あり、それぞれ以下の特徴があります。
ギャンブルが原因の借金で、自己破産が基本的にはできない理由
先ほども触れましたが、借金の原因がギャンブルだと原則、自己破産はできません。
なぜかというと、ギャンブルでの借金は「免責不許可事由」に該当するからです。免責不許可事由に該当すると自己破産の申し立てが認められずに、借金は残ってしまいます。
その他の免責不許可事由を紹介すると、「特定の貸金業者にだけ、返済をする」「借金を返したくないため、自分の財産を隠す」などがあります。
ギャンブルが原因の借金でも、自己破産できる場合もある!
ギャンブルが原因の借金とみなされ、免責不許可事由に該当する場合でも自己破産が認められる場合があります。
それは、借金をした経緯などを考慮し、裁判所が自己破産の手続きの許可を出した場合です。このことを【裁量免責】と呼びます。
ギャンブルでの借金でも債務整理はできる
本記事ではギャンブルでの借金についての解説をしました。
ギャンブルでの借金は大変危険です。もしやめたくてもやめられない位、ギャンブルにハマってしまった人は依存症の可能性があります。借金の返済とあわせて、専門家に相談し、依存症の治療も行ってください。
適切な行動をとれば、借金の完済はきっとできます。
債務整理とは、債権者と交渉して利息分のカットや、返済期間の延長をすることで、月々の返済額を減額したり、裁判所を介して借金元金を含めた総額を大幅に圧縮して返済期間も延長して、月々の返済額を減らす、または返済能力がないことを認めてもらって借金を0円にしてもらうことができる可能性がある手続きです。任意整理、個人再生、自己破産といった方法があります。
- 任意整理:利息カット+返済期間の延長で減額を目指す
- 個人再生:利息だけでなく、元金を含めて総額を大幅に圧縮+返済期間の延長で減額を目指す
- 自己破産:元金含めた借金総額を0円に免除を目指す
- 借金の経緯や誠意次第で、自己破産も行うことができる(裁量免責)
借金理由がギャンブルの場合、自己破産は免責不許可事由に該当するため、認められない可能性もありますが、弁護士や司法書士に相談すれば、裁量免責で免責不許可事由に該当しても免責が認められる可能性もあるため、一度相談してみてはいかがでしょうか。
ギャンブル以外の借金が沢山あるなどの場合や自己破産に至る経緯、今の生活状況などを考慮して裁判所が免責をすることは決して珍しくないようなので、どうしてももう自己破産しかないかもという場合は諦めずに専門家に相談してみることをおすすめします。
本記事のおさらいをしましょう。
- ギャンブルでの借金は今すぐやめるべき
- 借金の返済を放置しても何も改善せず、むしろどんどん状況は悪化し、最悪の場合、借金地獄に陥ってしまう
- 借金の返済は、できるところから今すぐ始めるべき
- ギャンブルが原因の借金を債務整理で減額はできる
- ビャンブルの借金を自己破産どうにかしたい場合、認められる場合と認められない場合がある
- 借金の経緯や誠意次第で、自己破産も行うことができる(裁量免責)
ギャンブルが原因での借金は、周りの人に相談しにくいかと思います。
借金で日々の生活が苦しくても、相談相手ができるだけで、気持ちが楽になるかと思います。ぜひ、専門家への相談もご検討ください。