20代におすすめしたい後悔しない転職サイト・転職エージェント
「石の上にも三年」という言葉をご存知でしょうか。「石の上にも三年いれば温まる」という語源の通り、「我慢強く辛抱を続けていれば、いつかきっと成功する」という意味です。
しかし、この言葉は今の時代にそぐわなくなってきています。
IT化によって物事のスピードが加速し、それに従ってより短い期間で結果を出すことを求められるようになりました。つまり、仕事に慣れる時間があまり考慮されず、結果はすぐに人事評価や給与、賞与に反映されるということです。
この時代の流れを汲むように、「成功を夢見て、長い間我慢し続けるのは無駄だ」という考え方が広がりつつあります。むしろ、見切りを付ける早さを重視する節すらありますよね。
20代で転職を考えるのは、決して珍しいことではなくなりました。
特に今の若い世代は、タイムパフォーマンスをとても重視しています。リスクのある挑戦よりも、安全安心を求めています。時間を無駄にしたくないし、できることなら失敗したくない。だからこそ、転職についても慎重です。
この記事では、20代におすすめの転職サイト(転職エージェントを利用できる転職サイト)をご紹介します。20代のうちに転職を考えている方にとって、後悔しない選択の一助となりましたら幸いです。
Contents
- 知っておきたい20代での転職の実情
- 実態調査からわかった20代での転職の実情
- 「20代後半での転職は厳しい」と考えるのは間違っている
- 20代で転職するなら今までの経験を活かす職種を選ぼう
- 未経験職種に挑戦するならチャンスの多い20代のうちに!
- IT業界への転職を考えるなら早めに学び直しをしよう
- 時短!しかも簡単!転職するなら転職エージェントがおすすめ!
- 20代にもおすすめしたい転職エージェント9選
- 専門職なら専門サイトが充実したdodaの転職エージェントを活用しよう
- 業界最大級の求人数!転職成功実績No.1ならリクルートエージェント
- フリーター・未経験・大学中退から正社員を目指すならJAICがおすすめ
- オンラインで気軽に相談!キャリアスタートなら最短1週間で内定獲得
- ニート・フリーターの就職支援ならDYM就職がおすすめ
- 平均年収を上げたいならリクルートダイレクトスカウトに登録を
- キャリアアドバイザーから対面での就職支援を受けたいなら就職shop
- 未経験での転職を目指すならハタラクティブに登録しよう
- 手厚いサポート体制なら第二新卒専門サービスのウズキャリがおすすめ
- 登録する前に知っておきたい転職エージェント利用の流れ
- 利用の流れその1.転職エージェントに登録する
- 利用の流れその2.転職エージェントの担当者と面談する
- 利用の流れその3.指定の形式で履歴書などの諸書類提出
- 利用の流れその4.担当キャリアアドバイザーと相互確認を行う
- 利用の流れその5.転職エージェントの求人から応募したい企業を探す
- 利用の流れその6.転職エージェントの応募方法に従って応募する
- 利用の流れその7.書類選考、筆記試験、面接試験を受ける
- 転職エージェントを利用するなら必ず覚えておきたいこと
- 担当者の対応が良いか、担当者との相性が合うかは正直わからない
- 希望と異なる求人を勧められて断り切れず、トラブルになることもある
- 常に担当キャリアアドバイザーに連絡がつくわけではないことに注意
- 採用試験の辞退や日程変更は必ず担当キャリアアドバイザーに連絡を!
- 転職エージェントのサポート期間が設けられているかどうかに注意して
- 転職サイトや転職エージェントをうまく活用して転職を成功させよう
知っておきたい20代での転職の実情
「思っていた仕事ではなかった」「職場の人間関係が悪い」「拘束時間に反して給料が安い」と悩む20代は少なくありません。仕事の不満が我慢ならなくなると、次第に転職を考えるようになるのは当然のことです。
大幅な待遇改善を狙えることから、20代のみならず多くの世代の転職希望者から熱い支持を得ているのが、転職サイトで受けられるサービスのひとつ「転職エージェント」です。
20代におすすめの転職エージェントを利用できる転職サイトをご紹介する前に、まずは20代での転職の実情をお伝えします。20代のうちに転職したほうがいいのかどうか、ぜひその判断材料にしてくださいね。
実態調査からわかった20代での転職の実情
まずは20代での転職の実情から見ていきましょう。
厚生労働省が令和二年に実施した「転職者実態調査」によれば、すべての年代のうち約23%が20代で転職しているそうです。
世代別に比べてみると、転職率が最も高い30代よりやや低く、40代の転職率とほぼ変わらない割合となっています。離職の男女比は男性がやや高い傾向にありますが、強いて言うほど大きな差はありません。
転職者の約4人に1人が20代。つまり、20代での転職は珍しいことではないのです。
また、転職した年齢階級をもう少し細かく見ていくと、20代後半での転職率が最も高いという結果が見てとれます。
対して20代前半での転職率は約8%と、それほど高くありません。これは、退職までの勤続年数と少なからず関係があるように見受けられます。
20代前半で辞める方の勤務期間は横並びの印象ですが、20代後半の結果は非常に顕著でした。
2年以上5年未満勤務して退職するという方が、ほぼ過半数を占めています。新卒で入社した会社を2年以上5年未満で辞めると、だいたい20代後半くらいですよね。
そして、20代が退職を決めた主な理由は、上から順に「人間関係がうまくいかなかったから」「満足のいく仕事内容ではなかったから」「賃金が低かったから」となっています。
人間関係がうまくいかない職場でこの先もずっと働くと思うと、それだけで気分が落ち込んでしまうものです。転職を決意するのも無理はないでしょう。
「20代後半での転職は厳しい」と考えるのは間違っている
20代後半というと、社会人としてようやく独り立ちができるようになり始めたころですよね。「20代前半ならまだしも、20代後半での転職は厳しいのではないか」と考える方も多いようです。
しかし、そんなことはありません。前述の通り、厚生労働省が令和二年に実施した「転職者実態調査」から、20代後半での転職率が最も高いことがわかりましたよね。
20代後半で思い切って転職をする人は、意外と大勢いるのです。
かく言う筆者も、20代後半で転職した人間のひとりです。つまり20代後半女性の転職ということになるのですが、これまでの経験とは全く畑違いの業界への転職に成功しました。
転職を数回繰り返しているため、パート採用・正社員登用ともに経験があります。ちなみに地方での転職です。
一度目の転職はスキルなしの未経験業種だったこともあり、あらかじめ資格を取得したあと転職活動に臨みました。通信講座で取得できるような、決して難しくない民間資格でしたが、「勉強する意欲がある」というアピールにはなったと思います。
二度目の転職では、新卒入社した企業での経験を活かして転職しています。当然ですが未経験より入社時の評価と期待値が高いため、給与や待遇も良く、働きやすい環境を作ってもらうことができました。
このように、「20代後半での転職は厳しい」という認識は誤りです。きちんと作戦を立てて転職活動を行えば、決して無理難題ではありません。
求人が少ないと言われる地方でも叶います。自分のやる気次第でどうにでもなる問題だと思いますよ。
20代で転職するなら今までの経験を活かす職種を選ぼう
これは決して20代に限った話ではありませんが、転職するなら今までの職歴や経験を活かす仕事がおすすめです。
会社を変えれば、当然待遇も変わります。たとえ職種は同じでも、働く業界を変えるだけで周りの環境が一変するため、新鮮な気持ちになれるでしょう。
これまでの経歴を活かす仕事であれば、さほど学歴を重視しないという企業も少なくありません。高卒でも充分な経歴(職歴)があり、それをしっかりとアピールできれば転職は十分に可能だと思います。
とはいえ、未経験の業界や未経験職種に転職すべきではないかと言うと、決してそんなことはありません。
未経験職種に挑戦するならチャンスの多い20代のうちに!
「今までとは違う職種に挑戦したい」「もっと高収入の仕事に就きたい」「20代のうちに未経験のIT業界で働いてみたい」など、転職に対して抱える思いは人それぞれかと思います。
その中でも特に多いのが、「未経験職種に挑戦したい」という思いではないでしょうか。
未経験職種に転職するなら、20代にこそおすすめします。年齢が若いため新しいことを吸収しやすく、雇う側も「若いなら未経験でも!」と採用に前向きである場合が多いからです。
若年の求職者を求めて、「30歳まで」などの年齢制限を明確に定めた求人も多数存在します。未経験の職種に挑戦するなら、若年層だから雇いたいという企業を狙ってみるのもいいかもしれませんね。
転職にあたって、人気の職種はさまざまあります。「人気=採用されにくい」ということですので、未経験での転職を考えるなら、資格を取るなどしてしっかり作戦を練っていくべきでしょう。
なかでも事務職は非常に人気が高いです。正社員求人は欠員が出にくかったり、多少待遇が悪くとも応募が殺到するため、あらかじめ給料が低く設定されていたりします。
また、公務員の事務職は試験を合格する必要がありますが、給料が高いため難易度も倍率も高いです。限られた狭き門ですので、最初から独学での合格を狙うより、通信講座や予備校を利用したほうが近道でしょう。
参考:【20代の転職】未経験職種は可能?成功に導く8つのコツや注意点を解説|求人・転職エージェントはマイナビエージェント
IT業界への転職を考えるなら早めに学び直しをしよう
近年、特に転職市場で注目されているのはIT系の職種です。
求人数が非常に多く、転職によって年収を上げやすい職種のひとつです。急速なIT化による需要の高まりで高収入を狙えることもあり、今では非常に人気の高い職種のひとつとなりました。
人材不足を理由に、未経験歓迎を掲げるIT系の求人はかなり多く散見されます。
しかし、IT系の未経験求人は待遇が悪い場合も少なくないため、挑戦するのであれば慎重に企業を選ぶことをおすすめします。未経験歓迎をうたう企業ほど、「IT=ブラック(過重労働)」という悪しき体質が変わっていない場合が多いです。
加えて、今もプログラミングを習得しようという人が増え続けている状況です。ライバルは少ないうちに動いたほうが、望む結果が得られる確率が上がります。IT業界への転職を考えるなら今すぐにでも行動に移しましょう。
独学でプログラミングなどのスキルを身に付け、転職活動時にアピールすれば未経験でも「経験必須」「経験者優遇」の企業に採用される場合があります。今はYouTubeなどの動画サイトで簡単にプログラミングが学べますし、国内外の大学がプログラミングの講義内容を配信してくれている時代です。(和訳の字幕が付いている動画も多いですよ!)
参考:IT業界に転職したい!未経験者でもチャンスのある職種は?年収は?|女の転職type
腰を据えて専門的に学びたいなら、IT分野が学べる大学や専門学校で学び直すと良いでしょう。学校に通う必要があるため、きっと途中で投げ出す確率も低くなるはずです。
また、「学校で詳しく学びたいけれどお金がない……」という場合には、公的職業訓練がおすすめです。
IT系職種の人材不足解消を目的として、公的職業訓練にはプログラミングが学べるコースが多数設けられています。プログラミングの基礎を数ヶ月間学ぶコースから、応用までを2年以上みっちり学ぶコースまで、都道府県によってさまざまです。
公的職業訓練は、条件を満たしていれば雇用保険の失業手当などを受け取りながら通うことができます。
つまり、金銭的に余裕を持って学ぶことが可能であるため、人気のコースは応募人数が非常に多いです。プログラミング習得コースはもちろん、ネイリスト育成コースや医療事務コースは特に女性からの人気が高いコースとなっています。
充実した内容の職業訓練に通えるのは、ほんの一握りだけです。決して倍率は低くありませんが、公的機関をうまく利用しながら学び直しのチャンスを手にしてほしいと思います。
時短!しかも簡単!転職するなら転職エージェントがおすすめ!
新型コロナウィルスの流行や止まらない燃料費の高騰と物価の上昇、そしてなかなか現実にならない賃上げにより、私たちの生活はますます苦しくなるばかりです。
自己都合による退職の場合、失業保険(雇用保険の失業手当)の支給までに7日間の待機期間と2~3ヶ月の給付制限が伴います。この不安定な時代の中で、金銭的な不安を抱えたまま転職活動するのは大きなリスクと言えるでしょう。
筆者の経験も含めて言えば、働きながらの転職活動は本当に大変です。
残業をした後、眠気と闘いながら求人を探し、何度も履歴書を書き直し、休日も開いている郵便局まで足を延ばして応募書類を送付し、仕事中にタイミングを見計らいつつ応募企業と連絡を取り合い、面接などの日程を調整し……と、とにかくバタバタしました。思い出しただけで、どっと疲れが出るほどです。
「時間がない!」「お金がない!」という20代にこそおすすめしたいのが、「転職エージェント」です。
「転職エージェント」とは、転職サイトに備わったサービスのひとつであり、転職活動にあたってキャリアアドバイザーを利用できる転職サービスのことです。キャリアアドバイザー、つまり転職活動に詳しい担当者が、応募から選考まで手厚くサポートしてくれます。
自分の人材価値は自分ではわからないものです。身に付けたスキルに対して今以上の報酬が得られたり、全く別の業界で重宝されたりすることは決して少なくありません。
転職エージェントを利用すれば、大幅な待遇改善や年収アップを叶えられることが多いため、転職希望者の間で非常に人気が高まっているサービスなのです。
しかも、転職エージェントの利用は完全無料である場合がほとんどで、充実したサービスを気軽に活用することができます。「こんなに手厚くサポートしてもらえるのに無料なの?!」と驚くこと間違いなしですよ。
それに加えて、転職エージェントを活用すれば、応募や企業との日程調整といった手間のかかる作業を代行してもらえるため、大幅な時間短縮に繋がります。時間がいくらあっても足りない20代にとっては、かなりうれしいサービスですよね。
コストパフォーマンスもタイムパフォーマンスも両方重視するなら、転職エージェントの利用がおすすめです!
20代にもおすすめしたい転職エージェント9選
前述の通り、タイムパフォーマンス(+コストパフォーマンス)を重要視する若い世代にとって、転職エージェントは非常に相性がいいと言えます。
「一度転職エージェントを活用してみたいけど、たくさんあってどれを選べばいいのかわからない……」と頭を抱えている方もいることでしょう。ここでは、以下のおすすめの転職エージェントが利用できる転職サイト9社について詳しくご紹介します。
- doda
- リクルートエージェント
- JAIC
- キャリアスタート
- DYM就職
- リクルートダイレクトスカウト
- 就職shop
- ハタラクティブ
- ウズキャリ
利用する転職エージェントを迷っている方だけではなく、「自分で調べて比較するのは面倒くさい!」という方にもぜひ目を通していただければと思います。ぜひ自分に合った転職エージェントを活用してください。
専門職なら専門サイトが充実したdodaの転職エージェントを活用しよう
転職エージェントの中で、「doda」は1、2を争う知名度ではないでしょうか。テレビCMなどで名前を見かけたことがあるという方も多いと思います。
転職エージェント(キャリアアドバイザー)が活用可能な転職サイトdodaの特徴は、以下の通りです。
- 約10万件という業界トップクラスの求人数
- 転職者満足度No.1(※)
- 完全無料で利用ができる
- 全国で「転職フェア」が開催されている
- 専門職の専門サイトが充実
- サポート期間は3ヶ月
業界トップクラスの求人数を持つdodaは完全無料で利用できるほか、専門サイトが非常に充実しています。
ITエンジニア、モノづくりエンジニア、メディカル、セールス、ファイナンスなど、希望する職種からさらに細かな条件を設定して求人検索ができます。dodaの専門サイトに当てはまる職種を希望するなら、ぜひdodaの転職エージェントを活用することをおすすめします。
肝心の転職エージェントサービスはどうなのかと言えば、dodaでは希望職種に詳しいキャリアアドバイザーが丁寧にアドバイスをしてくれますので、安心して転職活動することが可能です。
また、dodaならではの取り組みとして、全国で「転職フェア」という企業の採用担当者と直接話す機会も設けており、利用者へのサポート体制が充分だと言えるでしょう。
業界最大級の求人数!転職成功実績No.1ならリクルートエージェント
「リクルートエージェント」も、転職エージェントの中では知名度が高いですよね。テレビCMはもちろん、SNSのネット広告などで一度は見た覚えがあるのではないでしょうか。
転職エージェントとして高い認知度を誇るリクルートエージェントの特徴は、以下の通りです。
- 業界最大級の求人数を誇る
- 21万件を超える非公開求人数(※1)
- 転職成功実績No.1(※2)
- 完全無料で利用ができる
- 地方の求人も豊富
- サポート期間は3ヶ月
※2:厚生労働省「人材サービス総合サイト」より2022年度6月時点
リクルートエージェントの強みは、なんといっても業界最大級の求人数です。公開・非公開求人数を合わせれば、その数は50万件以上!日々新着求人が掲載される圧倒的な求人数の中から選ぶことができるため、希望の勤務条件を叶えやすくなっています。
また、地方での就職を希望する利用者にとっては、地方の求人を多く掲載しているのもうれしいポイントではないでしょうか。正社員での採用も充分に狙っていける求人数ですよ。
もちろん、転職成功へ導くキャリアアドバイザーによるサポートも非常に充実しています。選考を通過するためのノウハウだけでなく、未経験職種に応募する際のアドバイスも的確です。
迷ったときはリクルートエージェントに登録すれば、まず間違いないでしょう。
フリーター・未経験・大学中退から正社員を目指すならJAICがおすすめ
「JAIC(ジェイック)」は、既卒・フリーター・未経験・大学中退からの正社員採用支援を売りにしている転職エージェントです。
既卒・フリーター・未経験・大学中退からの就職成功率が高いJAICの特徴は、以下の通りです。
- フリーター・未経験・大学中退向けの就職支援を行う
- JAIC独自の無料就活講座が人気
- 8割を超える転職成功率で安心(※)
- 手厚い個別サポートは入社後まで継続
- 完全無料で利用ができる
- 求人の職種に偏りがある
一般的な転職サイトや転職エージェントだと、フリーターや未経験の就職成功率はそれほど高くありません。企業だけでなくキャリアアドバイザーも、求職者の職歴や学歴を重視する面が強いからです。
しかし、JAICはフリーター・未経験・大学中退という背景を持つ求職者のサポートに特化しており、普通に就活した場合と比べて約2倍の就職成功率を誇ります。その理由は専属キャリアアドバイザーによる丁寧な個別サポートと、JAIC独自の就活支援である「無料就活講座」を用意しているからです。
無料就活講座ではビジネスマナーや履歴書の書き方など、就活のイロハをしっかり学ぶことができ、自信を持って就活に臨むことができます。
「就活のことがわからない」「ビジネスマナーに不安がある」といったフリーターや未経験の方は、個別サポートも充実したJAICに登録してみるのはいかがでしょうか。
オンラインで気軽に相談!キャリアスタートなら最短1週間で内定獲得
働きながら転職エージェントを利用するときに困るのが、担当のキャリアアドバイザーに相談する時間がないことではないでしょうか。
メールを打つより電話で話すほうが早いのに、ちょっとした隙間時間しか見つからない……そんな多忙な方におすすめしたいのが、わずかな時間でも個別相談が可能な「キャリアスタート」です。
新卒・第二新卒・フリーター・未経験などの20代の就活支援に力を入れるキャリアスタートの特徴は、以下の通りです。
- 新卒・第二新卒・未経験などの若手採用に特化
- 定着率は90%以上(※)
- 隙間時間を使ってzoomや電話で個別相談が可能
- 最短1週間で内定を獲得できる
- 完全無料で利用ができる
- キャリアアドバイザーの質がさまざま
キャリアスタートの強みは、最短1週間での内定獲得や隙間時間に個別相談が可能など、タイムパフォーマンスに優れているところです。さすが、転職活動以外にも時間を使いたい20代向けの転職エージェントをうたうだけはあります。
早く決まるからと言って、決して待遇の悪い企業を紹介されるわけではありません。定着率は非常に高く、リピーターになる利用者も多いようです。
年収アップも叶えやすく、未経験職種・未経験業界への挑戦を徹底的にサポートしてくれます。短期間で転職したい方にこそ、キャリアスタートがおすすめです。
ニート・フリーターの就職支援ならDYM就職がおすすめ
「高校や大学卒業後にニートになってしまった……」「フリーターとして働いているけど、そろそろ正社員として働きたい……」と悩む20代求職者を手厚くサポートしてくれるのが、転職エージェントの「DYM就職」です。
ニート・フリーター向けの転職エージェントであるDYM就職の特徴は、以下の通りです。
- 既卒・ニート・フリーターの就職支援に特化
- 入社後の研修や教育体制が充実した求人を多く掲載
- 親切丁寧なキャリアアドバイザーが入社後までフォロー
- 完全無料で利用ができる
- 対応エリアが限定されている
- 大手他社より求人数が少ない
求職者とキャリアアドバイザーの二人三脚が売りであるDYM就職は、特に20代フリーターの正社員登用支援に強い転職エージェントです。東京・大阪・名古屋での正社員としての採用を目指す20代フリーターの方には、ぜひ登録をおすすめします。
また、DYM就職は内定獲得後・入社後のフォローも充実しています。採用が決まればサポートが終了する、または以前のような手厚いサポートを受けられなくなることも少なくない他社サービスと比べると、求職者とキャリアアドバイザーの二人三脚を売りにしているだけある心強さです。
書類選考なしで面接に進める求人があることも強みのひとつで、きっと希望に沿った求人を紹介してもらえるはずですよ。
平均年収を上げたいならリクルートダイレクトスカウトに登録を
質の高いハイクラス求人が充実した転職エージェントといえば、「リクルートダイレクトスカウト」です。ヘッドハンティング型のサービスで、登録したらあとは待つだけというハイクラス・ハイキャリア向けの転職エージェントです。
高収入を狙う方向けのリクルートダイレクトスカウトの特徴は、以下の通りです。
- 20代~30代の平均決定年収は691万円(※)
- 年収600万円以上の求人数が約10万件(※)
- 企業の採用担当者からスカウトが届く
- 自分の市場価値がわかる
- 完全無料で利用ができる
- 応募に求められる基準が高い
リクルートダイレクトスカウトでは担当のキャリアアドバイザーは付きませんが、自分に合ったヘッドハンター(エージェント)を選ぶことができます。企業の採用担当者から直接スカウトされることはもちろん、ヘッドハンターからスカウトをもらうことも可能です。
さまざまなスカウトによって自分の市場価値を測ることができるため、今すぐ転職を考えていなくても、間違いなく今後のキャリア形成の参考になるでしょう。
他社の転職エージェントのように、転職のサポートを受けることはできないものの、年収800万円以上の求人が多く掲載されています。高収入を目指すなら、ぜひリクルートダイレクトスカウトに登録してみてください。
キャリアアドバイザーから対面での就職支援を受けたいなら就職shop
転職エージェントとのやり取りは、たいていメールか電話のどちらかです。転職希望者の中には、「メールをするのが苦手……」「電話するなら目を見て直接話したい!」といった方もいるのではないかと思います。
株式会社リクルートが運営する「就職shop」は、主要駅近に店舗を構えた対面型の転職エージェントです。求人応募に書類選考がないという就職shopの特徴は、以下の通りです。
- 対面での就職支援を受けられる
- 20代の利用者が全体の9割を占める
- 求人応募に書類選考がない
- 未経験歓迎の求人だけ
- 完全無料で利用ができる
- 店舗が主要駅近に限られている
就職shopでは、主要駅近の店舗で対面での就活支援を完全無料で受けることができます。メールや電話では物足りないという方、キャリアアドバイザーに直接会って話したいという方にはうってつけのサービスです。
また、未経験歓迎の求人ばかりなのも就職shopの強みのひとつで、未経験職種への挑戦を手厚くサポートしてくれます。
紹介してもらえる企業は、就職shopが一社一社直接訪問しているため、目で見なければわからないような赤裸々な情報を知ることが可能です。事前に職場の環境や雰囲気を知ることができるのは、大きなメリットですよね。
書類選考なしで面接に進むことができるので、学歴や職歴に不安を覚えている方にこそ利用していただきたいです。店舗に足を伸ばせるなら、就職shopの利用をおすすめします。
未経験での転職を目指すならハタラクティブに登録しよう
20代の転職希望者の悩みで少なくないのが、「転職したいけど特にしたい仕事もない」「自分に合っている仕事がわからない」という悩みです。自分の適性は意外と自分ではわからないもので、第三者、特にプロのキャリアアドバイザーの目を通して初めてわかることはたくさんあります。
「ハタラクティブ」は20代の転職希望者向けの転職エージェントですから、適職診断から面接対策のサポートまで、充実したサポートを受けることができます。利用者のワークライフバランスも大切にしてくれるハタラクティブの特徴は、以下の通りです。
- 初めての就職・未経験業界への転職支援に特化
- 利用者のほとんどが20代(※)
- 中卒・高卒の利用者が約4割(※)
- 未経験向けの優良企業の求人が多数
- 完全無料で利用ができる
- 地方の求人が少ない
ハタラクティブの強みは、初めて就職する方や未経験業界への就職を目指す方向けの手厚い就職支援です。履歴書や職務経歴書といった応募書類のサポートはもちろん、一社ずつ丁寧に面接対策なども行ってくれます。小さな不安もすべて払拭できるのは、とてもありがたいですよね。
中卒、高卒、大学中退といった学歴でも紹介してもらえる求人が多いことも特徴で、最短2週間で内定を獲得することも可能です。一般的な転職活動だと2~3ヶ月はかかるため、早く転職したい未経験の方にもピッタリの転職エージェントですよ。
手厚いサポート体制なら第二新卒専門サービスのウズキャリがおすすめ
20代で転職というと、第二新卒にあたる場合がほとんどではないでしょうか。まだまだ若い第二新卒だからこそ、思い切ってジョブチェンジする場合でも採用に繋がることは非常に多いです。
「ウズキャリ」では、そんな第二新卒向けの転職サービスを提供しています。第二新卒専門の転職エージェントであるウズキャリの特徴は、以下の通りです。
- 第二新卒専門で他社と明確に差別化
- 内定率は86%以上(※)だから安心
- 丁寧なサポートで内定をアシスト
- 自社基準に準ずる優良企業のみ掲載
- 完全無料で利用ができる
- 大手他社より求人数が少ない
第二新卒にとっては初めての転職活動ですから、うっかり勤務条件を見逃してしまうことも少なくありません。
ウズキャリには自社基準をクリアした優良企業のみが掲載されており、ブラック企業に就職してしまう確率は格段に低くなっています。初めての転職活動でも不安なく臨むことができますね。
ウズキャリは他社の10倍時間をかけるサポート体制のため、選考通過率は非常に高いものとなっています。「履歴書や職務経歴書などの応募書類の書き方がよくわからない……」といった場合でも安心です。
IT系職種やベンチャー企業の求人も多く、入社半年後の離職率が低いこともウズキャリの魅力のひとつです。「とことんサポートを受けたい!」という方向けの転職エージェントかと思います。
登録する前に知っておきたい転職エージェント利用の流れ
登録したい転職エージェントの目星は付けられたでしょうか。きっと、まだ利用自体を悩んでいる方もいると思います。ネットで評判を検索してみると、賛否両論さまざまですから躊躇してしまうのも無理はありません。
ここでは「転職エージェントって結局どうなの?!」と評判を気にする方や「転職エージェントの利用の流れが知りたい」と少しでも不安を解消したい方へ向けて、転職エージェント利用の流れについてお伝えします。
転職エージェントサイトで紹介されている流れをもとにするのではなく、筆者の体験談をもとに丁寧にご紹介していきます。実際に利用した人間の「生の声」を、ぜひ参考にしてみてくださいね。
利用の流れその1.転職エージェントに登録する
まずは小難しいことを考えず、転職エージェントに登録しましょう。
案内に従って必要事項を明記していきます。このとき、転職エージェントを紹介してくれた人がいる場合は、紹介者の氏名などの入力を忘れないよう注意してくださいね。
利用の流れその2.転職エージェントの担当者と面談する
次に、転職エージェントの担当者(担当キャリアアドバイザー)と面談を行いました。
筆者が利用した転職エージェントの場合、通話or対面のどちらかで面談方法を選ぶことが可能でした。対面の場合は転職エージェントの会社内で行うと連絡を受けました。対面と通話で面談の質が変わるということはないため、都合のよいほうを選ぶとよいと思います。
面談では、希望職種や就労条件について相談を行いました。会話の流れは以下の通りです。
- 転職エージェントへの登録理由について尋ねられる
- これまでの職務経歴を尋ねられる
- こちらから希望職種を伝える
- あわせて就労条件を伝える
- どうしても外せない就労条件を伝える
- 希望職種についての求人状況を教えてもらう
- 就労条件に当てはまる職種を教えてもらう
- 今後の応募の流れについて説明を受ける
担当キャリアアドバイザーとの面談時間は45分程度でした。初回はおおよそ30分以上1時間未満だと見積もっておけば安心でしょう。
利用の流れその3.指定の形式で履歴書などの諸書類提出
初回の面談が終わったら、履歴書や職務経歴書などを記入して提出します。
多忙な利用者の負担をできる限り減らすため、転職エージェント側で履歴書・職務経歴書などのフォーマットが決まっていることが多いです。筆者の場合は、サイトの案内に従って簡単な質問に答えていくだけで履歴書が完成していました。非常に簡単で感動しました。
履歴書や職務経歴書の書き方がわからない場合は、担当キャリアアドバイザーが質問に応じてくれます。メールだけではなく、電話で直接尋ねることも可能です。
まずはわかるところをすべて埋めて、わからないところはまとめて担当キャリアアドバイザーに尋ねる、という流れで記載していきましょう。
利用の流れその4.担当キャリアアドバイザーと相互確認を行う
提出した応募書類を担当キャリアアドバイザーに確認してもらいます。このとき、相互確認のために二度目の面談が実施されました。
まず、担当キャリアアドバイザーから応募書類の修正箇所を伝えられました。大幅な修正だったため、こちらで修正するよう求められました。
また、担当キャリアアドバイザーが「少し足りない」と感じた部分にはさらに質問が投げかけられ、応募書類の内容を詰めていきます。追記や修正が少なければ、担当キャリアアドバイザーが直接修正してくれます。
担当キャリアアドバイザーに修正が終わったものをすべて確認してもらえば、応募書類が完成です。
利用の流れその5.転職エージェントの求人から応募したい企業を探す
応募書類が完成して、ようやく求人情報から応募したい企業を探すことができます。
転職エージェントの求人サイトやスマホアプリを用いて、条件を詳細に設定し、希望に沿った企業を検索していきます。妥協することなく、自分の希望をどんどん設定していきましょう。
求人情報には勤務内容だけではなく、勤務条件や福利厚生についても事細かに記載されているため、痒いところに手が届く仕様となっています。
「固定残業代制かどうか知りたい」「有給休暇はいつからもらえるの?」「通勤手当は支給される?」などといった疑問は求人情報を見ればすぐに解決でき、いちいち担当キャリアアドバイザーに尋ねる手間はありません。
また、自ら求人を検索するだけではなく、担当キャリアアドバイザーや他のキャリアアドバイザーからも日々おすすめの求人が送られてきます。思いもよらなかった掘り出し物の求人が見つかるかもしれません。
しかしここで気を付けたいのは、自分が希望する職種・就労条件に合わない求人を紹介されることも多いということです。担当キャリアアドバイザーの話に流されて適当な会社に応募してしまうと、のちのちトラブルになることも少なくありません。自分の希望条件をしっかり持つようにしてくださいね。
利用の流れその6.転職エージェントの応募方法に従って応募する
お目当ての企業が見つかったら応募します。応募者多数の場合は選考から外れることも多々ありますから、じっくり吟味して1社に絞るのはあまりおすすめできません。
納得できる条件の企業を複数見つけて、どんどん応募するようにしてくださいね。
サイトに表示されている応募ボタンを押すだけで応募が完了し、企業への連絡は担当キャリアアドバイザーが代行してくれました。企業へ履歴書や職務経歴書を送付する手間がないため、気楽に応募することができます。複数企業応募したい人にとって、転職エージェントの利用はうってつけと言えるでしょう。
書類選考の結果が来るまでは、継続して求人を探したり、企業研究や筆記試験・面接試験対策を行ったりします。企業研究や面接試験対策に関しては、キャリアアドバイザーのサポートもありますので安心ですよ。
利用の流れその7.書類選考、筆記試験、面接試験を受ける
企業の採用選考内容に従って、書類選考、筆記試験、面接試験などを受けます。
選考結果については、その都度担当キャリアアドバイザーから連絡があり、企業と直接やり取りをすることはほぼありません。これは、筆記試験などの日程調整の場合も同様です。
しかし担当キャリアアドバイザーを通じて企業と連絡を取ることになるため、どうしてもタイムラグが発生してしまいます。
「選考結果がわからないから次に応募できない……」「これなら直接聞いたほうが早いのに……」と何度もわずらわしく感じましたが、利用者と企業とのトラブルを未然に防ぐためだそうです。転職エージェントは利用者・企業の双方を守っているため、ここはグッと堪えて担当キャリアアドバイザーからの連絡を待ちましょう。
仮に選考に落ちてしまったとしても、転職エージェントや担当キャリアアドバイザーによっては選考から外れた理由を聞くことができます。自分の人材価値を測る良いチャンスでもあるため、できるだけ聞いておくことをおすすめします。
ぜひ次に活かして、採用に繋げてくださいね。
転職エージェントを利用するなら必ず覚えておきたいこと
転職エージェント利用の流れをご紹介しましたが、いかがでしたか。
最後に、これから転職エージェントを活用しようと考えている方に向けて、利用にあたって必ず覚えておいてほしいことをいくつかお伝えします。それは以下の通りです。
- 同じサービスでも担当キャリアアドバイザーの質が一定ではない
- 担当キャリアアドバイザーとの相性が合わないこともある
- 担当キャリアアドバイザーにすぐ連絡がつかない場合がある
- 希望とは異なる企業も執拗に勧められる
- 転職活動が難航する場合も多い
- 就活期限を設定している転職エージェントがある
- 筆記試験や面接のキャンセルは必ず担当キャリアアドバイザーを通じて知らせる
ここでは、上記の「転職エージェントを利用するにあたって必ず覚えておきたいこと」について、少しだけ詳しくご説明していきますね。
担当者の対応が良いか、担当者との相性が合うかは正直わからない
正直に言って、同じ転職エージェントでもキャリアアドバイザーの質はバラバラです。求職者との相性もありますので、「この転職エージェントサイトに登録しておけば大丈夫!」とは断言できないのが心苦しいところです。
親身に相談に乗ってくれるかどうかは、その担当キャリアアドバイザーによります。
筆者の場合は知人から転職エージェントとその担当キャリアアドバイザーの評判を聞き、紹介してもらい、キャリアアドバイザーを指名する形で登録を行いました。そのため、親身で的確なアドバイスをくれるキャリアアドバイザーと二人三脚で転職活動することができました。
どんなキャリアアドバイザーが担当者になるかは「運」です。相性が良いかどうかも「運」ですので、たとえ気の合わないキャリアアドバイザーに当たったとしても、あまり気落ちしないでくださいね。
希望と異なる求人を勧められて断り切れず、トラブルになることもある
たとえ親身になってくれる転職エージェント(担当キャリアアドバイザー)でも、ちょっと苛立ちを覚えてしまうこともあります。それは、希望とは異なる求人を紹介され続けたときです。
求職者は自ら求人を検索できるだけではなく、担当キャリアアドバイザーや別のキャリアアドバイザーからの求人紹介メールを受け取ることができます。
その際、的外れな求人が送られてくることは、一度や二度ではありません。希望条件の範囲が狭い場合はなおさらです。
また、キャリアアドバイザーたちのノルマ達成のために、「練習だと思って応募しませんか?」「少しでも興味があるなら応募してみましょう!」などと強引に応募を迫られる話もよく耳にします。
話のうまいキャリアアドバイザーに流されるまま応募して、望んでもいない企業の面接試験に進んでしまうケースも少なくありません。
最悪の場合には採用されてしまい、「採用の辞退はできません!」「辞退するのは相手に失礼です!」「応募したのはあなたですよね?!」などとキャリアアドバイザーにきつく責められるケースも……。
完全無料で利用できることの多い転職エージェントですが、転職エージェントの仕事は「企業に人材を送り込むこと」です。採用者を出すことで利益を得ているのです。
人気のない企業や人手不足の企業の要請を受け、利用者に見境もなく応募を迫る、非常に悪質な転職エージェントやキャリアアドバイザーもいます。
もちろん求職者の希望を無視するキャリアアドバイザーばかりではありませんが、希望以外の求人を勧められた場合は、よくよく考えて応募するようにしてください。その後トラブルに発展することも、決して少なくないですからね。
常に担当キャリアアドバイザーに連絡がつくわけではないことに注意
利用中にやきもきしてしまうのは、担当キャリアアドバイザーと連絡がつかないときです。
複数の求職者を担当していること、求人に関して企業との連絡を行っていることなどから、キャリアアドバイザーはかなり多忙である場合がほとんどでしょう。
「早く返事が欲しいのに……」と思うことは、一度や二度ではないかもしれません。そういうときは転職サイトや転職エージェントを複数社並行して利用することで、無駄な空き時間も少なくなると思います。ぜひ検討してみてくださいね。
採用試験の辞退や日程変更は必ず担当キャリアアドバイザーに連絡を!
こちらが早い返事を求めることがあるように、担当キャリアアドバイザーが求職者に対して早い返事を求めることがあります。それは、採用試験をキャンセルするときです。
転職エージェントを利用するということは、求職者は企業と直接やり取りしないということです。
「より条件に合った企業が見つかったので辞退したい」「都合が悪くなったのでキャンセルしたい」「採用試験の日程を変更してほしい」といった変更やキャンセルを、企業と直接やり取りするのは絶対にやめてください。
企業と直接やり取りしたことでトラブルになった、というケースが散見されます。担当者が休みの場合でも、代理の転職エージェントが企業に連絡してくれますので、必ず転職エージェントに連絡するようにしましょう。緊急時も同様です。
のちのちトラブルになるのはもちろん、転職エージェントとの信頼関係が崩れてしまいます。より良いサービスを受けるためにも、転職エージェントから求められた約束事は必ず守るようにしてくださいね。
転職エージェントのサポート期間が設けられているかどうかに注意して
利用にあたって忘れてはならないのが、転職エージェントのサポート期間です。
転職エージェントには、担当者のサポート期間が設けられている場合があります。転職活動は2~3ヶ月で行うことが多いため、だいたい2~3ヶ月がサポート期間だという転職エージェントも多いです。
「転職は急いでいない」「希望に合った求人をじっくり探したい」という場合は、サポート期間が設けられていない転職エージェントを活用しましょう。
一般的に2~3ヶ月で完結する転職活動ですが、うまくいかない場合も多々あります。筆者もそうでした。就労条件が転職エージェントの持つ求人と合わず、勧められた求人もピンと来ず、サポート期限に達したため利用を中止しました。
望んだ結果が付いてこないこともあります。利用にあたって覚えておいてほしいことも少なくありません。しかし、転職エージェントを活用するメリットは非常に多いため、ぜひ一度利用登録をしていただきたいと思います。
転職サイトや転職エージェントをうまく活用して転職を成功させよう
20代におすすめの転職サイト(転職エージェント)をご紹介しました。転職エージェントについては実際の利用の流れを知ることで、活用へのハードルが多少なりとも下がったのではないかと思います。
企業への連絡等を代行してくれたり、おすすめの求人を教えてくれたり、働きながら転職活動するうえで、転職エージェントは非常にタイムパフォーマンスの良い選択です。しかし、いつまでも受け身の姿勢では、決して満足できる転職結果は得られません。
自ら行動することが大切です。転職サイトや転職エージェントをうまく活用し、希望を叶えられる仕事をあきらめず探してください。
時間がかかればかかるほど妥協して転職してしまうものですが、心から納得できる仕事でなければすぐに転職活動へ逆戻り……というパターンは少なくありません。そうなれば、単なる時間の無駄ですよね。
この記事も参考にしながら、後悔のない転職活動をしてくださいね。